薄毛・はげ・脱毛症の種類にはさまざまな種類がありますが、ここでは代表的な脱毛症の種類についてご紹介します。
AGA(男性型脱毛症)
AGA(男性型脱毛症)とは、Androgenetic Alopeciaの略称で男性に良く見られる薄毛やハゲの状態を指し、男性ホルモンが原因で薄毛となります。頭頂部や前頭部が薄くなる特徴があります。
FAGA(女性男性型脱毛症)
FAGA(女性男性型脱毛症)とは「びまん性脱毛症」とも呼ばれ、男性型脱毛症(AGA)の女性版です。AGA(男性型脱毛症)とは違い頭髪が全体的に薄くなる特徴があり、特に頭頂部が薄くなる傾向があります。
老人性脱毛症
60歳を超えてくると性別にかかわらず毛髪を含めて体毛が薄くなっていきます。進行には個人差がありますが老化原因の脱毛症を老人性脱毛症と言います。
円形脱毛症
ストレス、自律神経失調症、アトピー性皮膚炎、自己免疫疾患などが原因で何の前触れもなく突然円形に脱毛する症状を指します。
牽引性脱毛症
女性などがポニーテールなどの髪型をする際に、髪を頭皮ごと引っ張るように結ぶ際に毛根がダメージを受けてしまい生え際や分け目が薄くなる脱毛症です。
分娩後脱毛症
女性が妊娠から出産後にかけてホルモンバランスが崩れるためにおこる脱毛症で、一時的なもので、時間の経過とともに回復します。
粃糠(ひこう)性脱毛症
フケによって毛穴がふさがれることで炎症をおこし、育毛が阻害され脱毛をおこすものです。
脂漏(しろう)性脱毛症
頭皮の皮脂が過剰状態になることによって、皮脂によって毛穴がふさがれ炎症をおこし脱毛します。
脱毛症の治療と対策について
上記で紹介した脱毛症のなかでも、男性の薄毛で一番割合が多いAGA(男性型脱毛症)についての治療と対策について紹介します。
対策は大きく分けて、
- 第一段階 シャンプーや育毛剤
- 第二段階 AGA治療薬
- 第三段階 HARG療法
- 第四段階 植毛やかつら
となります。
まずはバイオテック等の育毛サロンで無料ヘアチェックを行い、シャンプーや育毛剤の正しい使用法などのアドバイスをもらいます。
専門家のアドバイス通りにシャンプーや育毛剤で髪や頭皮のケアを行ってもも、効果が見られない場合にはAGAスキンクリニックなどの専門病院に行き、AGA治療薬を処方してもらったりHARG療法を行うことを検討してください。
AGA治療薬には副作用がありますし、HARG療法も医療行為ですから専門医のアドバイスをしっかり受けることが重要です。
それでも、発毛が見られない場合には、かつらや植毛などの対策を行うのが一般的です。
なお、当サイトでは、薄毛対策を扱うサロンと病院2,700件以上を地域別にまとめていますので、そちらも参考にしてみてください。