30歳になって間もないころ、自分の薄毛に初めて気が付きました。

ここ日本では、私を含め多くの男性が薄毛に陥る傾向にありますが、私の場合、過度のストレスが原因で薄毛が進行していったように思います。

当時、勤務する会社(販売業)の売り上げが伸びず、よって残業が多くなり、いろんなことに対して神経をすり減らす毎日でした。

たまの休日でも常に仕事の事を考えてしまい、心が全く休まりません。あっという間に休日は終わり、また仕事。これではリフレッシュできるはずもなく、肉体的な疲労はもちろんの事、精神的な疲労はかなり蓄積されていたことでしょう。

そんなある日、髪型をセットしようと合わせ鏡でバックスタイルを確認したところ、何やら肌色の部分が多いではありませんか。

最初、洗面所の蛍光灯の反射か何かだと思っていたのですが、そうではなかったのです。つむじ周りの薄毛が進行していて、地肌の露出度が増えているのです。

見たこともない光景に唖然とし、これから出社しなければならないのに、ものすごく気が重くなったのを今でも覚えています。

ですが、薄毛を理由にこの忙しい時期に休むわけにはいきません。他の部位から髪の毛をもってきて、なんとかごまかしました。

というか、おそらく会社の同僚はすでに私の薄毛には気づいているはずで、今更小手先を使っても仕方がないと、どこか開き直りのような心境があったのも事実です。

とはいえ、このまま放置するわけにはいかず、早速その日のうちに育毛剤を購入してきはしましたが、正直どれを買っていいのかさっぱりわからなかったので、とりあえずCMでよく見かける商品を選ぶことにしました。

価格も手ごろですし、まあ、入門編として様子を見てみようではありませんか。

育毛剤を使う時の工夫

育毛剤を使い始めるにあたり、自分なりに工夫したことがいくつかあります。

マッサージや食生活の改善といった直接的な薄毛対策に加え、休日には仕事の事を考えずとにかくリラックスするといった気持ちの面の改善も試みました。

使い始めて、一か月ほどでしょうか、入浴中に抜けた毛がなんだか太くなっているのに気づきます。今までは見るからに弱々しい髪質でしたが、力強いものに変化しているのです。

おそるおそるつむじ周りをチェックしてみても、あの時のように極度の地肌露出ではありません。本当に「助かったー」というのが率直な感想で、続けてきて良かったと思えた瞬間です。

以来、予防の観点から今でも育毛剤を使用しています。もちろん、マッサージや食事、リラックスタイムなども併用し、育毛剤だけに頼るのではなく、いろんな対策を組み合わせることの重要性を感じています。

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今回の体験談は以上になります。

当サイトでは、薄毛対策を扱うサロンと病院2,700件以上を地域別にまとめていますので、そちらも参考にしてみてください。

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