「最近、抜け毛が増えてきた気がする」
「ひょっとしたらAGA(男性型脱毛症)かも」
と心配になっている方のために、抜け毛とAGA(男性型脱毛症)の関係について分かりやすくまとめてみました。

まず、AGA(男性型脱毛症)についてですが、DHT(ジヒドロテストステロン)が原因となって引き起こされます。

DHT(ジヒドロテストステロン)は、男性ホルモンが5αリタクターゼという酵素によって変化させられた物質です。

頭髪は、約4~6年周期で抜け替わり、この周期を毛周期(ヘアサイクル)と呼んでいます。

AGA(男性型脱毛症)とは、DHT(ジヒドロテストステロン)の影響により毛周期(ヘアサイクル)が数カ月~1年と短くなってしまい、髪が十分に成長する前に抜け落ちてしまうことを言います。

つまり、健康な状態であったとしても抜け毛はありますし、シャンプーのときに20本くらい抜けるのは普通のことです。

しかし、この抜け毛が増えてきたと言うのはAGA(男性型脱毛症)の兆候でもありますので、心配であれば検査を行うと良いでしょう。

検査は普通の病院などではなく、AGA(男性型脱毛症)専門のクリニックに行くことをおすすめします。

と言うのも、普通の病院の場合にはAGA(男性型脱毛症)の検査と言ってもきちんとした検査でないケースもあるためです。

シャンプーで抜け毛は防げるのか?

テレビのコマーシャルなどでは、頭皮の皮脂と汚れをゴッソリ洗い落とすイメージのプレゼンがされていますが、それはナンセンスというモノです。

抜け毛には様々な原因がありますが、皮脂は紫外線や埃、雑菌などから頭皮を守っているだけでなく、髪に潤いを与える役割もあります。

過剰に皮脂を取りすぎてしまうと、過剰に分泌されたり、乾燥状態が続いてしまうため炎症になり頭皮環境が悪化することもあります。

もちろん、不衛生にしておくのはいけませんが、ゴシゴシ洗えば良いと言うワケではありません。

特に、抜け毛の原因がAGA(男性型脱毛症)だった場合には、原因は皮脂などでは無くDHT(ジヒドロテストステロン)ですのであまり意味がありません。

AGA(男性型脱毛症)は検査をすれば分かりますし、AGA(男性型脱毛症)はキチンとした薬もあります。

最初は高いかもしれませんが、きちんとした専門病院で医師の診察を受けるとよいでしょう。

ウェブサイトなどを見て独学で対策法を学ぶと言うのも良いですが、副作用の強い薬を平気で勧めていたりするサイトも散見されます。

まずは、自己流では無く専門家に聞く方が早いと思いますよ。

 

なお、当サイトでは、薄毛対策を扱うサロンと病院2,700件以上を地域別にまとめていますので、そちらも参考にしてみてください。

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